保護者の方のご要望で
「音符を読めるようにしてください」
「保母さんの資格を取るときに困らない程度」
「音楽好きになってほしい」
などのご要望には「はい」と笑顔で返事ができます。
でも「趣味程度に弾けるように」というのには、「ええっとぉお~」と曖昧な笑い顔になってしまいます。
本人が楽しむピアノとそれを聞く人の間にはズレがある
極端にいえば、1曲の弾く間に何十回もつっかえて弾き直しても
伴奏がうるさく鳴っていても、本人が楽しいと感じていることは実際にあります。
「趣味程度」とは他人が聞いて「ピアノが弾けていいねぇ~」といわれるレベルかなと思います。
「ピアノっていいな」「音楽が好き」という気持ちが残れば、
辞めたとしても継続できる環境はたくさん用意されています。
基礎、基本を身につけ「好き」でいることが一生の趣味になると思っています。
2018.1.13
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